無配当企業でも悪い企業ではない!
別の記事配当利回りと長期投資の破壊力は超絶大!では、配当金を出す企業は株主還元をしており、いい企業であるということを述べました。
株主としては、当然見返りを求めているわけですから、配当金のように見える形で還元してくれるというのはありがたいですよねヽ(*´∀`)ノ
しかし、配当金を出さないから株主還元をしない悪い企業かというと、そうではありません。
配当金を出さない、もしくは配当金が少なくてもいい企業というのはたくさんあります。
むしろ、配当金を出さないほうがいい企業かもしれません!
それは何故か?
ずばり、税金がかからず投資ができるからです!
例えばですが、あなたが100万円のお金をA社から配当金としてもらい、それをA社に再投資するというパターンを考えてください。
100万円というお金は源泉徴収として約20%の税金がかかりますので、実質貰える金額は80万円となります。
(NISAのような非課税ではない投資の話です。→関連記事:長期投資のコストメリット
これって、かなりバカバカしい話だと思いませんか?
配当として払わず、内部留保として現金を持っていれば、企業は100万円をそのまま丸々投資に使えたわけです。
それが、株主に配当金として還元したせいで、80万円になり、20万円を損してしまっているわけです。
こういった理由から、配当金は出さない、あるいはちゃんと成長してから配当金を出すという企業も多いです。
ベンチャー企業なんかは、資金がいくらあっても足りないでしょうから、配当金は出さない傾向があります。
その分、加速度的に成長して、インカムゲインではなく、キャピタルゲインが増えるんでしたら、投資家としても大満足ですよねヽ(*´∀`)ノ
(インカムゲイン、キャピタルゲインに関してはこちら)
また、大企業だとしてもM&Aを積極的に行っている企業なんかは配当金は出さなかったり、少なかったりします。
これも理由は一緒ですよね。
わざわざ内部留保を減らしてまで銀行に借りたりするなら、投資家の理解を求めて、自己資本として投資すればいいわけです。
もちろん、すべての投資家がそれで納得するわけではないので、難しいところなんですけどね(笑)
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