ラインペイと提携したセブン銀行の将来予想
ラインペイ(LINE Pay)は国内最強怪物アプリ「LINE」の提供する決算・送金アプリです。
あまりラインペイについては知らなかったのですが、私が投資しているセブン銀行と提携した(今年春ごろよりサービス開始)ということで勉強しました。
ラインペイってすごい便利なアプリなんですね。
新しいものを使うというのはハードルが高いですが、そうすると時代の流れに取り残されてしまうので使ってみようと思います笑
ラインペイは従来の電子マネーとはだいぶ異なった決算サービスというのが私の印象です。
個人間で送金し合えたり、割り勘ができるなんてシステムはとても画期的なサービスです。
これは、クレジットカード以上に利用する人の増える可能性のある決算サービスと言えそうです。
今回はそんなラインペイと提携したセブン銀行について思うところを書いていきます。
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まず面白そうなのが海外送金についてですね。
ラインペイが進化してくると、海外送金がかなり進化してくると思います。
現在は1万円を送金するのに千円かかったりする海外送金ですが、そういったものがかなり安く提供される可能性がありますね。
だって、海外でもラインを使う人が増え、そういった海外のお店でもラインで決済できるとなると現金化する必要がないわけですからね。
かなり海外送金が安くなるはずです。
これだけ書くと、現在海外送金サービスを行っているセブン銀行はかなり不利になるなるんじゃないかと思うかもしれませんが、そんなことは恐らくないと思っています。
ラインペイとセブン銀行が提携し、ラインペイの中のお金を現金化する出金サービスというのが、セブン銀行のみのサービスだからです。
最初私はこの出金サービスというものが特にメリットに感じていませんでした。
世の中は、どんどん電子決済サービス化がこれから進んでいくと予想され、それにつれて現金というものを持ち歩く必要がなくなると予想されるからです。
少し、時代の流れと逆行したサービスなのではないかと考えました。
しかし、よくよく考えると日本における電子決済サービスの普及が進行するのは、まだまだ先なのではないかと考えなおしました。
なぜならば、クレジットカードというものも日本での普及が遅いからです。
クレジットカードが日本で使われ始めたのは1950年代頃らしく、意外とその歴史って古いんです。
(参考:日本では、クレジットカードはいつ頃から使われているの?)
もうかれこれ70年くらい経つんですね・・
クレジットカードも現金を必要としない決済サービスですが、今の日本の状況を考えてみましょう。
あなたの財布に、現金は入っているかどうか当てましょうか?笑
いくらかの現金があなたの財布には入っているはずです。
つまり、70年たったとしてもやはりお金の現金化は必要なサービスとして存在しているのです。
現在は、IT化の流れがすさまじいので、さすがに70年後も同様にお金を現金化しているのかどうかということは私には残念ながら分かりませんが、少なくとも10年後では確実にまだ現金化する流れはあると予想しています。
日本はクレジットカード決済サービスを導入していない店すらまだ多いですからね。「現金決済のみです」なんて言われてクレジットカードで精算するのを断られたことがある人は多いですよね?笑
なので、ここ10年でどれだけ電子決算が普及したとしてもそういったIT化の流れに対応しないお店やお客がいるので、まだまだ現金化をサービスとして提供するセブン銀行が成長する余地はあると思っています。
特に海外送金と組み合わせると、現金化って特に必要なサービスだと思っています。
海外旅行に行くとき、多くの現金を持っていく必要があるわけじゃないですか。
現地ではどれほどクレジットカードが使えるか分からないので、現金で持って行った方が安心するわけです。
一方、大金をカバンに入れておくというセキュリティー的な不安があります。
できれば、大金を身につけたくないですよね。
そういったときに、ラインペイに為替両替したお金を入れておき、海外の現地のセブンイレブンとかで、必要な都度無料で現金を下ろすことができるとなるとどうでしょう?
若しくは、日本円でラインペイにお金を入れておき、海外のセブンイレブンで現金化する際は、勝手に為替両替をしてくれて下ろすことができるなんて感じのサービスになるかもしれません。
そうなるととても便利な気がしませんか?笑
これは、セブンイレブンというインフラが世界に広まっているからこそ可能であるサービスです。
残念ながら、ローソンやファミリーマートでは出来ないサービスでしょう。
私は以前タイのバンコクに行きましたが、バンコクの歩道橋の上からはセブンイレブンが5個見えました。
(関連記事:セブン銀行は異質の収益モデルを築く金融株!!)
まぁ、タイはセブンイレブンの普及率が高い国なので、そこだけ見て世界中にセブンイレブンというインフラが整っているというのはいいすぎな気もしますが、これからタイのようにどんどんセブンイレブンができてきてもおかしくはありません。
そうなると慣れない土地で両替屋を探す必要がなくなりとても便利です。
海外旅行のときだけではなくて、留学した時のことを考えても便利ですよね。
わざわざ高い手数料を取られて海外送金をする必要がなくなり、ラインで簡単に家からでも送金でき、受け取れるようになるかもしれません。
どんどん便利な社会になりそうですね笑
もっと言ったら、先進的なセブンイレブンの子会社セブン銀行のことですから、今後はビットコインといった仮想通貨の現金化とかも考えているかもしれませんね。
仮想通貨はインターネット以来の衝撃と揶揄されるほどの革命です。
これも簡単に現金にできるような仕組みが出来上がるとすると・・
・・未来の話はこのくらいにしておきましょうか。笑
未来がどうなっていくのか楽しみですね。時代の流れに取り残されていくのだけはごめんです(焦)
セブン銀行がドレミングの「リアルタイム振込機能」を活用して給与の即払いサービスを提供することになりました。
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