あなたが長期株式投資をすると日本の経済が回りだす!
日本は失われた20年なんて言われるくらい、成長が止まっています。
日本の成長が止まってしまった理由としては諸説あるのですが、その理由の一つとして日本人は貯金が大好きというのが挙げられます。
なぜそうも貯金をして、お金を貯めたがるのでしょうか?あなたの貯金はどんどん減っていっているというのに。
(関連記事:あなたの預金はどんどん減っている?)
Sponsored Link
なぜ日本人は貯金が好きなの?
確かに、戦後の日本が経済成長にある中では貯金というものは意味がありました。
あなたの貯金によって銀行にお金が蓄えられ、そのお金が様々な産業へ融資されることによって日本の経済は発達しました。
その為、銀行はお金をあなたから借りると融資によってかなり儲けることができたので、年利8%を超えるようなキャッシュバックを受けることができました。
(株)農林中金総合研究所 季刊 組合金融 2001年春号より
日本人が持っている節約や貯蓄の美学というものは、この時にできたものなのかもしれません。
ただお金を預けているだけでお金が増えていたんですから、それはそうですよ。
しかし、時は流れ日本の経済発展にも終わりがきました。すると、今まではいけいけどんどんで融資していれば儲かっていた銀行も貸倒れ等があり、融資を絞るようになりました。
当然、今までのように儲けられなくなったため、貯金金利も下がります。
そうして、今の私達の現代へと繋がってきました。
さて、ここで問題なのが、今まで貯金をしていれば儲けられていた世代が親になり、子供世代にも貯金をしなさいと教えていることです。
お金についてを学んでいなかった親世代は、貯金以外の投資方法を知りません。
そしてそうした子供世代も、親からは貯金をしなさいと教わり、学校でもお金に対する教育というものを受けていないので、貯金は絶対にしなくてはいけないものと覚えます。
そうやって必要以上に貯金して、別の投資方法を知らない人が多いのが今の日本なのです。
昔、貯金をするのが正解だったのは金利が高かったからです。
今の日本社会は銀行に預けておいても金利が低すぎな為、必要以上に銀行に預けておくメリットはありません。
もちろん何かあった場合の備えとして、すぐに引き出せるような現金を銀行預金として持っておく必要はあるのですが、必要以上に預金に偏り過ぎです。
お金は経済にとっての血液といわれているくらいですから、循環させないといずれ日本の経済は壊死してしまうかもしれません。
では、あまったお金をどうすればいいのでしょうか?
それは投資に回せばいいのです。
日本経済に良い循環をもたらすあなたの長期株式投資
本当はギャンブルと呼ばれるような投資でなければ、株式投資にこだわる必要はありません。
自己投資と呼ばれるような、自分を磨いたりする(何かを学習する)ということでもいいのです。手に職をつけたり、普通の人が知らないことを学習して、あなたが儲けられるようになればいいのです。
あなたがファッションについて詳しくなったのでしたら、ファッション講義で人からお金を貰ったり、コーディネートしてあげてお金を貰ったり、本を書いて印税を貰うといったことができます。
プログラミングを学んだのでしたら、世の中の役に立つようなアプリを開発して売ったり、youtubeで自分の知識を動画で教えて広告収入を貰うということもできます。
手に職をつけることで、あなたは消費者から生産者に変わるのです。
ただ、手に職をつけても誰でも上記のような収益化が上手くいくわけではありません。やはり、それをお金に変えるということは難しいことです。
そこで私が提案するのは、比較的ローリスクな長期株式投資です。まぁ、不動産投資もいいのかもしれませんが、不動産投資はちょっとリスクや初期投資が大きいんですよね。
(関連記事:不動産投資は株式投資より優れている?)
長期株式投資は、何か技術を持っている会社がその技術を収益化するのに乗っかる行為ともいえます。株式というものは会社の所有権の一部ですからね。
「乗っかる行為」というと、少し嫌らしい言い方ですね。お金を貸す行為と言い換えてもいいかもしれません。
会社の自己資本というものは、もともと投資家が株式を発行することで集めた会社のお金です。この自己資本によって会社は安心して運営することができているのです。
さて、その長期投資によって儲けるとどうなるのでしょうか?
人はお金を手に入れると気が大きくなり、お金を使おうとします。ギャンブルの勝ち金やボーナスといった不意のお金についてを思い出して下さい。
ちょっと贅沢して普段は食べない焼肉を食べに行ったり、自分へのご褒美といって服やブランドのバッグを買ったりしませんか?このように、人は儲けると消費行動に走るようになるのです(これを資産効果といいます)。
資産効果によって、消費が刺激されると商品やサービスをより生産しなくてはいけません。生産するには人が必要です。そうして雇われた人はお金を手に入れられるようになるので、また彼らは消費者へとなります。
また、人はどんどん裕福になってくると今まで特に必要としていなかったものも欲しくなってきます。「なんでこんなサービス(娯楽といったものをイメージして下さい)が世の中にはないんだろう」なんて思う人も出てきます。すると、ないなら自分で作っちゃえという人が出てきて、より生産が増える世の中になっていきます。
あなたが儲けるとこういった良い経済サイクルが回り始めるのです。
儲けるのがあなたというのがミソです。金持ちじゃいけないんです。
お金持ちが儲けたところで、そのお金が行く場所というのは限られてきます。金持ちが消費するとしても、高級店やブランド店といった場所に限定されてしまいます。ラーメン屋や駄菓子屋といったところへはお金が回らないでしょう。
しかし、あなたが儲ければ最初はラーメンのトッピングを増やしたり、子供に駄菓子を買ってあげるといったことから消費がはじまります。そして、やがて投資によってさらに儲けてくると、どんどん高級な嗜好品へと消費が変化していきます。
そうすることで、まんべんなく色々な場所にお金が行き渡るのです。
要は、100万円というお金が金持ち一人にいくよりも、10万円が庶民10人へいった方が色々な場所にお金が回るようになり、日本の経済にとっては良いのです。
話はちょっと変わりますが、2012年にアベノミクスが始まり日本では色々な会社が円安の恩恵にあずかり、業績アップしました。
日経平均株価も8,000円程度だったものが現在は20,000円弱といった金額になっています。
普通だったら、ここで消費が活発化されGDP(国内総生産)が上昇するはずなのです!!
なのに、現状はどうでしょうか?
儲かっているのは、投資の仕方を知っているお金持ちと会社そのものだけです。
株式投資のイロハも知らない庶民の生活は特に変化はありません。なんせ、別に儲けてないんですから消費が増えるわけがありません。
そんなことでは、こういった株高が起きたとしてもそれは一時的なものですぐにまた逆戻りです。
日本の経済が冷えているのは、政府の政策が悪いなんて言い訳をするのはやめましょう。
日本が失われた20年なんて言われて経済成長しないのは、あなたが儲けないからです。
この日本を何とかできるのは、他でもないあなたです。あなたが長期投資をすると、日本の経済が回り始めます!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
このブログはランキングサイトに登録しています。
役立つ情報があったと思ったらクリックお願いします。
株式長期投資 ブログランキングへ
にほんブログ村
FC2 ブログランキング
Sponsored Link