ネット証券選びはこれだけ知っておけばいい!!4つのポイント
株式投資を行うに当たり、証券会社は絶対にネット証券を選ぶべきというのは絶対にネット証券を選べで述べました。
しかしネット証券と言ってもまだ数はたくさんあります。そんな中から、どういったネット証券会社を選べばいいのでしょうか?
今回は、ネット証券会社選びのポイントと、それに合ったネット証券をお教えします。
基本的には、たくさんの数を開設する必要はありません。慣れないうちは1つ開設しておけば十分でしょう。
複数のネット証券口座を開設しても機能を使いこなせなかったり、管理が大変になったりしてしまいます。
最初は自分に合ったものだけ開設するのがいいと思います。
例えば投資はNISAの上限内で行い、日本株しか投資ししないという方であれば、下記のポイント2に記載された証券会社の中から、一つだけ選んで口座開設すれば問題ありません。
では、その自分にあった1つを選択するために、ネット証券選びのポイントを紹介します。
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ネット証券選びのポイント1:手数料が安い
ネット証券選びのポイントはとにかく手数料が安いところを選ぶことです。この手数料の安さが一番重要です。
投資において手数料の違いがパフォーマンスに大きく影響を及ぼします。複利効果は手数料が高ければ高いほど大きく効果が薄れてしまうのです。その為、とにかく手数料の安い会社を選ぶことが投資で成功する第一歩ということができます。
以下に、手数料の安い証券会社を示します。
※2023年まではポイント2で紹介する、少額投資非課税制度NISAを利用するのがお得(売買手数料すら無料の証券会社あり)となります。多額の資金を投資する人以外はポイント2を重視して口座を開設しましょう。
松井証券
松井証券の魅力は、10万円以下の取引は無料というところです。
私はとにかく初心者は5万円以下の株をとりあえず買ってみてから勉強するのが、株投資の理解への近道だと思っています。
(関連記事:長期投資開始1年目、2年目は何をする?【投資年表】)
確かに大金を使うので、不安になって色々調べてしまうかもしれませんが、投資をまったく知らない人が調べたところで、知らない用語や指標がたくさん出てくるので理解が遅いです。
だったら、万が一失っても我慢できる損失である5万円以下程度の株を買って、その株の指標を見ながら覚えていくのが株というものへの実感が湧いてくるはずです。
そんな初心者の第一歩のネット証券として、松井証券はうってつけのネット証券と言えます。
ライブスター証券
株取引は売買金額によって手数料が変わるのですが、ライブスター証券は全ての価格帯で手数料が安いです。
他の証券会社との手数料比較は、ライブスター証券ホームページに書いてあります。
キャンペーン期間は手数料が無料というのも期間が限られていますが、素晴らしいサービスです。
あまり多くの証券会社に登録してしまうと、管理がめんどくさくなるので嫌だという方は、ライブスター証券がお勧めです。
ネット証券選びのポイント2:NISA口座での売買手数料無料
上記のポイント1と若干かぶりますが、NISA口座での売買手数料が永久無料であるということはかなり大事なポイントです。
そもそもNISAとは何なのかというと、2014年から個人投資家の株式投資を促そうということで国の政策として始まった少額投資非課税制度のことです。
普通であれば、株式投資における儲けには20.315%の税金がかかるのですが、税金をすべて無料にしてくれるというなんとも太っ腹な政策なのです。
この税金無料というのがどのくらい素晴らしいかというと、所得税や住民税がなければ良いと思うなら、NISAを素晴らしいと思うはず【NISAとは?】でシミュレーションを出しているので詳しくはそちらを見ていただきたいのですが、NISA口座の制限枠である600万円から投資を開始(NISAでは年間120万円×5年=600万円の資金に対し非課税の恩恵を受けることができる)し、年率20%の運用成績で20年間投資をしたとすると、税金を取られる場合と比較して1億円以上も儲けることができます。
そんなNISA制度を利用しない手はないでしょう。
しかも嬉しいことに、証券会社の中ではNISA口座での売買手数料が無料であるという証券会社があります。
そういったネット証券を選択すれば、税金と売買手数料という長期投資における2大コストを全く払うことなく株式投資ができます。
(関連記事:長期投資で発生するコスト)
その為絶対に手数料が永久無料である、以下の4つのネット証券のどれかでするべきです。
松井証券
→松井証券はこちら
GMOクリック証券
→GMOクリック証券はこちら(スマホのみ)
SBI証券
→SBI証券はこちら
楽天証券
→
楽天証券
はこちら
ネット証券選びのポイント3:高性能なスクリーニング機能(検索ツール)がある
長期株式投資をするにあたり、ファンダメンタルズ分析は欠かせません。ファンダメンタルズ分析とは、企業の本質的な価値を見出す為の分析です。
その分析を行うに当たり、指標等を効率的に検索にかけることができるツールは必須と言えます。
私は検索ツールを利用し、指標から優良株と思えるものをピックアップし、そのピックアップした株が安くなったとき、企業分析を細かく行うようにしています。
利用方法は様々だと思いますが、こういったツールを無料で提供してくれるネット証券があるのですから、使わないのは勿体ないです。
楽天証券
楽天証券 の株の検索ツールはかなり使いやすく、優良株の管理がとても楽です。
楽天証券の機能を使いこなすことができると、狙い株(銘柄)の日々の株価の上下を追うことが簡単にできます。
【楽天証券機能の関連記事】
ネット証券選びのポイント4:海外投資先が豊富
これは海外投資を考えている人だけでいいのですが、海外投資は全ての証券会社でできるわけではありません。投資する国によって、それぞれの証券会社で得意不得意があるのです。
なので、投資したいと思っている国の株を豊富に取り扱っている証券会社を選んでください。
しかし、初心者の方はいきなり海外投資を意識する必要はないと私は思います。何故ならば日本の企業の情報収集のやり方さえよく分かってない初心者が、海外投資をしてうまくいくとは思えないからです。
海外投資だとその国の言語を分かっていないと情報収集は難しいでしょうし、さらには為替といった別の要因も絡んでくるため、より投資が複雑になります。
なので、まずは勝手知ったる日本で投資をするべきでしょう。
【日本経済の関連記事】
もしも、海外へ留学していたり、現地に滞在しているということであれば、情報収集も容易にできるはずなので、日本にいるよりかは将来予想がし易いはずです。
その為、いきなりよく知っている滞在先の国への投資を考えてもいいかもしれません。
マネックス証券
マネックス証券は、とにかく米国(アメリカ)の株を豊富に扱っていることで有名です。また、中国株も多く扱っております。
アメリカは投資先としてもかなり魅力的な国なので、アメリカ株を考えているならばマネックス証券の口座を開設しておけば、まず間違いないでしょう。
SBI証券
SBI証券は総合的に海外株を豊富に扱っております。
アメリカ、中国はもちろん、他のアジアの国やロシア等に強いです。そういった現地情報に強いのであれば、SBI証券は開設した方がいいでしょう。
結局どのネット証券を選べばいいの?
いくつかネット証券を紹介させて頂きましたが、結局どのネット証券を選べばいいのかが分かりづらいかもしれないので、私の考えを述べます。
初めての投資であれば 楽天証券 を選んでおけば間違いないです。
とにかくNISAによる非課税とNISAの売買手数料が0円というポイント2が重要です。
大量の資金を有しているのであればライブスター証券をオススメしますが、初めての投資であればNISA枠の120万円までで十分足りることでしょう。
ポイント2を重視するというと4つの証券会社の名前が挙がりましたが、その中でも楽天証券のスクリーニング機能はかなり優秀なので是非ご活用していただきたいです。
ただ2023年以降になり、NISA制度が廃止となったら、楽天証券より手数料の安いネット証券を利用した方がいいでしょう。
NISA口座以外で投資をしたとすると、売買手数料はライブスター証券の手数料比較を見ていただくとわかると思いますが、楽天証券は安いわけではないですからね。
さいごに
いかがだったでしょうか?
資金が少ないうちは、1つの証券口座で慣れてください。
そしてちょっと多くなったら、夫婦や家族の分のNISA口座を開設するのがいいでしょう。
(関連記事:【得技】株主優待は家族で投資をするとお得)
また資金がかなり増えてくると、口座を複数持っておき、株を分散させて所有しておくと税金対策としてお得な技があったりもします(^^)
その話はまた別の機会に・・
以上、証券会社選びの参考にしていただければ幸いです(^^)
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