長期投資開始1年目、2年目は何をする?【投資年表】
投資に興味を持って、いざ自分も始めてみようと思ったはいいものの、実際何から始めたらいいのかというのはわからないものですよね。
そこで、今回は長期株式投資を始めるにあたり、1年目、2年目、3年目以降でどういうことを実施していけばよいのかということをまとめました。
株式投資に興味を持った方は参考にしてみてください。
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長期株式投資開始【1年目】
証券口座を開設する
株式に対する知識が全く無いような人でも、とにかく一番最初は証券口座を開設しましょう。
本を読んで沢山知識をつけるのもいいのですが、予備知識のないものを学んでも現実感が得られません。百聞は一見にしかずなので、始めてから覚えた方がずっと覚えるのが早いのです。
証券口座を開設するだけなら、無料でできますし、むしろポイントが貰えるような証券会社も多いです。ノーリスクでできることは先にやってしまいましょう。
ちなみに証券会社を開設するポイントとしては、以下の関連記事をお読みください。
(関連記事:絶対にネット証券を選べ, ネット証券選びはこれだけ知っておけばいい!!4つのポイント)
10万円以下の株を購入する
私がオススメする長期投資を覚えていくためのノウハウとしては、とにかく株の売買の流れ(株を買う→株価が値動きする→株を売却する)を理解するということです。
長期投資に関して勉強しようと思ったら、それこそキリがありません。世界一の投資家と言われるウォーレン・バフェットは年齢はすでに85歳を超え、投資歴は60年以上になるのですが、毎日8時間以上は新聞や会社の決算資料等を読み、勉強をしています。それくらい終わりがないものなのです。
ただ、株をただ購入するだけなら全然難しいことではありません。まるでネットショッピングで買い物をするような感じで株も購入することができます。
なので、別に株の購入は難しいことではないということを学ぶことも含めて、株に対する知識がない状態でもとりあえず株を1度購入していしまいましょう。
また、最初に株を購入しておくと、長期投資の勉強の覚えがとても早くなります。投資をする上では、様々な指標や会計知識を学んでいく必要があるのですが、自分が購入した株の指標はいいのか?決算内容はいいのか?といった視点で学んでいくことができるので、とても効率が良いのです。
(関連記事:投資に興味を持ったならとりあえず始めてみるべき)
この段階で購入する株というのは、絶対に10万円以下で購入できるような安い株を購入するようにしましょう。
知識のない状態で株を購入するわけですから、リスクはなるべく低く抑えておくに越したことはありません。
5万円で株を購入したのであれば、最大の損失は5万円です。1万円で株を購入したのであれば、最大の損失は1万円です。損失が最大になるときというのは、企業が倒産したときです。上場企業は厳しい審査の上で上場しているわけですから、そういった企業が倒産する確率はたかがしれています。
(関連記事:株で失敗すると多額の借金が残る?)
欲を言えば自分のよく知っている企業で、安い株を購入できたら完璧です。
例えば、メガネスーパーの株であれば6000~7000円程度で購入することができます。
(関連記事:メガネスーパーは最強株主優待株!?)
※追記(2017/11/18)
2017年11月1日メガネスーパーはビジョナリーホールディングスの完全子会社となりました。
また、セブンイレブンの中にATMを置いているセブン銀行は4万~5万程度で購入することができます。
(関連記事:セブン銀行は異質の収益モデルを築く金融株!!)
どんな株がいいのかということを勉強する前に、そういった最低購入金額が低い株を購入してみましょう!!
購入した株の値動きを1年間追う
購入した株の値動きを1年間追ってみましょう。すると、どういうニュースがあると株がどのような値動きをするのかという相関関係が分かってきます。
そういったことが分かると経済や政治にも明るくなってくるでしょう。
(関連記事:【株式投資メリットまとめ】私が株式投資をして良かったと思うこと)
100万円以上資金を貯める
投資2年目から本格的な株式投資を始めるので、資金がない人は1年間かけて100万円以上貯めるようにしましょう。
(関連記事:株式投資の資金はいくら準備するべき?, 投資資金100万円は1年で貯まる【100万貯まる考え方】)
優良株の見分け方を勉強する
1年間かけて優良株の見分け方を勉強するようにしましょう。
長期投資は優良株が安くなったときに購入する必要があります。まずはどういう企業が優良企業なのかを見極める力をつけるようにしましょう。
一概に「こういう企業が優良企業だ!」ということはできないのですが、継続的に利益を出していて将来性がある企業は優良企業ということができるでしょう。
勘違いしないで頂きたいのですが、ホワイト企業と言われているような企業が投資における優良企業というわけではありません。ホワイト企業はその企業で働いている人にとってホワイトなだけであって、投資企業として優良というわけではありません。
一般的には会計の知識やROEといった投資指標の知識を勉強していく必要があります。
私のおすすめ株というものも見てみると、将来性といったものへの考え方が参考になると思います。
(関連記事:独断おすすめ株)
また、ウォーレン・バフェットが60年以上投資の勉強を続けているように、投資の勉強は我々も一生続けなくてはいけません。
下の2年目、3年目以降で、勉強について触れていないからといって勉強しなくてもいいというわけではありませんのでご注意ください。
長期株式投資開始【2年目】
優良株リストを作成する
1年間かけて優良株の見極め方を覚えたら、優良株リストを作成するようにしましょう。
優良株であることだけでは投資をしてはいけません。優良株が安くなったときに初めて投資をしてよいのです。
そういうわけで、リストとして一覧にまとめておき、株の値動きがひと目で分かるようにしておくといいでしょう。
リスト作成には
楽天証券
がおすすめです。
(関連記事:投資をしたい優良企業のリストを作っておくと管理が楽, 投資したいと思う株価ラインを楽天証券で設定しておくと便利)
優良株リストの株が安くなるのを待つ
短期投資はスピード勝負ですが、長期投資は焦ってはいけません。とにかく株が安くなるのを待ちましょう。待つのも投資の一環なのです。
(関連記事:何もしないことも長期投資の一環)
安いのかどうかは、やはりPERの指標がかなり役に立ちます。
(関連記事:PER~割安の指標~)
安い株を買う
狙っていた優良株が安値になったら、購入しちゃいましょう。購入の仕方は1年目で覚えたはずです。
もしかしたら購入した後、更に安くなる可能性もありますが、優良株なのであればいずれ必ず値上がりします。どっしり構えましょう。
(関連記事:株は急落したものを買えば儲かる?, 急落株は長期投資のチャンス!!急落株について考えるべき3つのポイント)
長期株式投資開始【3年目以降】
基本的には2年目と同じ
基本的にやることは2年目と同じです。資金を貯めて、株が安くなるのを待って、株を購入します。長期投資はその繰り返しです。
必要に応じて株を売却する
2年目と少し変わってくるのは株を売却するというやる事が増えたことです。
株は状況に応じて売る必要もあります。将来性がなくなってしまったり、企業価値が低下したり、株価が企業価値以上に値上がりしたときは売却を考えるようにしましょう。
(関連記事:長期投資と言っても1~2年で売ったらいけないというわけではない)
さいごに
投資をしたことがない人はとにかく投資のイメージが掴めなくて困りますよね。
始めてみたら案外簡単にできるものなので、怖がらずにチャレンジしてみましょう(^^)
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