任天堂の2016年度決算発表!!FEヒーローズの売上はかなり大きい!?
任天堂の2016年度決算が発表されました。
決算説明の大部分や質疑応答はNintendo Switchに関することでしたね。残念ながら私は任天堂ではなくDeNAに投資しているのでNintendo Switchにはあんまり興味がないんですよね(´・ω・`)
なので、今回はDeNAの決算に関係するであろう、スマートデバイス事業について発表された情報を整理してみようと思います。
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スーパーマリオランは1憶5000万ダウンロード目前
決算発表によると、スーパーマリオランのダウンロード数はiphone版とandroid版を合わせて1憶5000万ダウンロード目前みたいです。
(参考:任天堂株式会社 第77期(2017年3月期)決算説明会資料)
ポケモンGOは1ヶ月半くらいで3憶ダウンロードを達成したみたいですが、マリオランも十分怪物的な数字です。
マリオランのiphone版は12/15に配信され、2/1の第3四半期の報告会での発表によると7800万ダウンロードで5%超の課金率です。
3/23にandroid版が配信されたことを考えると、1週間程度で6000万程度のダウンロードがあったと考えられますね。
すると、andoroid版の課金率はまだ低いと考えて4%程度かな?iphone版も最初の1週間の課金率は4%程度と言われていましたし。
(関連記事:スーパーマリオラン配信と株価【DeNA】)
ということは、android版とiphone版と合わせたスーパーマリオランの総合的な課金率は4.5%程度と考えられますね。
(関連記事:Android版スーパーマリオランが3/23ダウンロード開始 DeNAの上方修正はある?)
ポケモンGOと同様にiphone版とandroid版が同時配信だったらもっとダウンロードされたでしょうけどね・・
マリオランアプリ購入価格を1200円として、ダウンロード数(1憶5000万)と予想課金率(4.5%)から売上を計算すると約55億円程度になります。
(売上=1200円×1憶5000万×4.5%×70%(30%はアップルやgoogleに控除される)=56.7億円として計算)
一般的に人気タイトルのゲームは5,000円くらいの価格で1,000万本以上売り上げていますので、売上は500億程度あります。
(参考記事:任天堂 所要タイトル販売実績)
アプリは在庫を抱える必要がないので効率的というメリットはありますが、ちょっと業績への貢献度が少ない気がしますね。
ファイアーエムブレムヒーローズはダウンロード数は少ないものの、売上はマリオラン以上!
決算発表会におけるファイアーエムブレムヒーローズ(FEヒーローズ)に関する情報はかなり少なかったです。
しかし、かなりの売上が見込めていると考えられる情報があります。
それは、ウォールストリート・ジャーナルの記者であるツイッターの発言。
任天堂君島社長。スマホタイトルのファイアーエムブレム、ダウンロード数はマリオの十分の一にも満たないが、売上はファイアーエムブレムのほうが上。
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年4月27日
任天堂の前期におけるスマートデバイス・IP関連収入。日本は118億円。北米は94億円。欧州は24億円。ファイアーエムブレムの日本における課金がすごいという結論で良いでしょうか。
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年4月27日
Nintendo Switchの取材を主として任天堂の社長に聞いたみたいですね。
この発言から考えると、FEヒーローズのダウンロード数は1,000万ダウンロード超というなかなかのダウンロード数を達成しているようです。
スマートデバイスとIP関連を合わせると世界で236億円程度の売上があり、マリオ欄が先ほど計算で売上が55億円程度だとすると、60億円程度あるいはそれ以上の収益をたったの2ヶ月で達成したことになります。
IP関連の収入がどの程度なのか分かりませんが、かなり優秀な数字ではないでしょうか?FEヒーローズはマリオランと違って、イベントを継続的にやることで収入も継続的に入りますし。
別の記事でFEヒーローズの売上は15~20億程度だと書きましたが、60億円を超えているのであれば、これは嬉しいサプライズですね。
(関連記事:FEヒーローズの売上やダウンロード数のニュースが配信されない・・)
FEヒーローズは配信より1週間で500万ドル(約5億円)の収益があったとの発言が社長よりありました。
それを考えると、継続的に1週間で5億円の課金があったとしても、5億×8週間で40億円程度にしかならないはずなんですが・・
売上は落ちることなくむしろ伸びていると考えていいのでしょうかね?
そう考えて、アプリのダウンロード数や収益の推測値を見ることができるapp annieでFEヒーローズの2016/2/3~2016/5/2の日本におけるゲームアプリ収益ランキング動向を追ってみました。
(有料登録していないので、ざっくりした情報しかわかりません)
当たり前なのかもしれませんが、配信開始時よりかはランキングが落ちていますね。ということは、1週間で500万ドルという数字は少し少なめに見積もっているだけですね。
とはいっても、継続的な収益があるということもグラフから分かります。なにかしら新しい配信をしたときは、しっかり収益も伸びています。
2016/04/28は配信から3ヶ月たっていますが、ランキングの3位にまで浮上しています。こういう定期的な配信を続けていれば、かなりのロングランとなり、大きな収益も見込めそうですね!
流石にFEヒーローズだけではマリオランと同様に決算に大きな影響を与えるようなものにはなりませんが、これが定期的に年に2~3本のタイトル投下となれば3年後くらいには年間1,500~2,000億程度の収益なんかあっという間に達成できちゃいそうですね!
はやくスマホ版「どうぶつの森」がリリースされないかなぁヽ(*´∀`)ノ
(関連記事:スマホ版どうぶつの森はいつリリースされるんだろう?)
※2017/11/20追記
スマホ版どうぶつの森は2017年11月22日にリリースされました!
→スマホ版どうぶつの森が11月22日配信開始!!【課金形態は?】
スマホ版どうぶつの森にみんな課金する人いるの?
さいごに
2016年度の任天堂決算では、シアトルマリナーズの運営会社の株の売却益が大きかったこともあって、配当金がかなり多かったですね。
1株430円なので、DeNAは7.5億円(税金を引くと約6億円)程度配当金をもらえることになります。
DeNAの2016年度決算の純利益予想が298億円なので、2%は任天堂から配当金でもらえてしまうわけですね。
今期はさすがにそこまではもらえないはずですが、Nintendo Switchとスマートデバイス事業の結果次第でさらに業績が上向く可能性もあります。
任天堂の業績アップにあやかって、DeNAの業績もアップして欲しいモノです。
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