ハイテク株やIT関連株に投資をしてはいけない?バフェットの投資から見るハイテク株への考え方

ハイテク株やIT関連株に投資をしてはいけない?バフェットの投資から見るハイテク株への考え方

ハイテク株やIT関連株に投資をしてはいけない?バフェットの投資から見るハイテク株への考え方

ハイテク
投資の神様ウォーレン・バフェットはハイテク株が嫌いと言われています。
1990年末から2000年初頭にかけて、世の中はITバブルに浮かれていました。IT技術の発展に伴いどんどんIT企業の株価が上昇していった時代だったわけですね。
バフェットはそんな中でもかたくなにハイテク株やIT関連株に投資をしませんでした。そんなバフェットをみて、投資家たちは「新しい技術がどんどん発展して株価が上昇している中、その時流に乗れないとはバフェットも落ちたものだ。バフェット投資の時代は終わった」と笑いました。

 

しかし、現在に視点を置いて振り返ってみるとどうだったかというと、一時は栄えたハイテク企業はどんどん淘汰されていきました。アメリカで一世を風靡していたインターネット玩具小売企業のイートイズ、オンライン宅配事業のウェブバンは時価総額が何千億という企業でしたが一瞬のうちに倒産しました。
一方、バフェット株というものは大暴騰こそないものの堅実な上昇を続け、ウォーレンバフェットは世界一の投資家ということを改めて世界中の投資家に認知させました。

 

こういった過去があることから、ウォーレンバフェットはハイテク株に投資をしないということを世界中の投資家は思っています。
「あれだけハイテク株が成長した時代にハイテク株に投資をしないんだから、これからも絶対ハイテク株に投資をしないだろう」と考えるのは自然なことですよね。

 

しかし実際はというと、現在ウォーレンバフェットはアップルやIBMといった企業の株をかなり保有しています。
(ごく最近はIBMの成長に疑問を持ち、1/3を売却したということで話題になりました)

 

ということは、ハイテク株に投資をしてはいけないということはバフェット投資の真理ではないわけですね。
一体バフェット投資の真理はどこにあるのでしょう?

 

 

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バフェット投資の真理

真理1:ハイテク株に投資をしてはいけないのではなく、理解できない企業の株に投資をしてはいけない

これだけITやインターネットというものが社会に浸透している中、そういったサービスに興味を示さないというのはいかにバフェットがハイテク嫌いだったとしても無理というものでしょう。
その結果がIBMやアップルといった企業への投資となっています。では、なぜ最近までそういったIT関連株に投資をしなかったのでしょう?

 

バフェットはそういったハイテク産業の事業内容というものが理解できなかったのでしょう。
バフェットは「理解できない企業に投資をするべきではない」ということは常に言っていることですからね。
そしてハイテク産業の隆盛から10〜20年たった現在、バフェットはようやくハイテク産業というものの概要が理解できたのです。でなければ、IBMやアップルといった企業に投資をしたことに説明がつきません。

 

また、アップルやIBMという会社はハイテク企業の中でも分かりやすいビジネスであると私は感じます。
アップルはパソコンやiphoneの製造業、IBMもコンサルタントやソフトウェア・製品開発といったものです。一方、googleで有名なアルファベット社はかなりの収益があり、成長企業であることは間違いないのでしょうけど、ビジネスモデルというものが(私からすると)分かりづらいです。
例えばですが、googleフォトといったサービスやgoogleマップというものは便利なのでたくさんの方が利用しているはずですが、どのように収益化されているのでしょう?我々に無料でサービス提供している割に、かかる費用は莫大なはずです。サーバー代や運営管理費もバカにならないはずです。
そんなアルファベット社へはバフェットは投資していません(割安にならないから投資をしていないだけかもしれませんが笑)。

 

だんだんハイテク産業が浸透していく中で、バフェットもハイテク企業に興味を示し理解できるようになったのでしょう。

 

 

 

真理2:競争優位な企業の株を購入する

現在でもハイテク産業というものの発展は目覚ましいものがありますが、それらを発展させる企業というのは限られてくるようになりました。15〜20年前というのはそれこそ群雄割拠であり、冒頭で述べたように一時的に栄華を極めて何千億という時価総額を誇った企業が何社も倒産していきました。
しかし現在を見てみるとIT企業というのも淘汰が進み、最新技術を提供する会社というのは限られてきました。
アップル、アマゾン、IBM、アルファベット、マイクロソフト・・。大体新しいサービスを提供するのはこういった日本人でも知っている有名企業です。万が一ベンチャー企業が出てきたとしても買収されることが多いです。

 

このように、競争優位な企業が出てくるのをバフェットは待っていたのでしょう。こういった企業が潰れるというのは想像もつきませんからね。

 

 

 

 

真理3:オールドエコノミー株に投資をする

バフェットの投資理念として、オールドエコノミー株(古くからあるビジネス株。コカコーラや小売業のウォルマート等)に投資をするというものがあります。
オールドエコノミーの企業というものは一度や二度はピンチも経験し、そういったものを乗り切る力を有しています。また、長年生き残っているということは、競争優位を築けているということもできます。

 

バフェットはITバブルではニューエコノミー株だったものが15年という時を経て、オールドエコノミー株へ変化したと考えたのでしょう。
IBMも設立は1911年です。アップルは1976年です。そういった企業がITバブルを生き残り、洗練された企業へと変化を遂げたのです。

 

 

 

 

 

 

さいごに

バフェットの根底にある考え方は決してハイテク株に投資をしてはいけないということではないんですね。
かたくなにそういった企業の株を避けていると投資チャンスを逃してしまうことになります。

 

日本でもそういう企業が生まれれば投資チャンスなんですけどね・・
日本ですごいIT関連企業を生み出す経営者というと、ホリエモンや菊川怜と結婚して現在ホットな穐田誉輝が思い浮かびます。
しかし、ホリエモンはベンチャーばかり起こすから投資が難しいですね。
穐田さんは急成長させるのですが、一つの企業を巨大にさせるわけではなく、そのノウハウを生かし様々な企業を育てていくということをしています。そうすると見切りが難しいんですよね。
(関連記事:業績好調なのに株価値下がり【クックパット】,クックパット衰退の前兆)

 

私も良いIT企業に投資したい!

 

 

 

 

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