長期投資家の私が仮想通貨投資をやらない5つの理由

長期投資家の私が仮想通貨投資をやらない5つの理由

長期投資家の私が仮想通貨投資をやらない5つの理由

仮想通貨爆上げ

 

2017年は仮想通貨が瀑上げしましたね。
特にビットコインは1年で10倍以上になるというなんとも羨ましいことが起きました。

 

私も一応投資家の端くれですから、仮想通貨に関しては2015年位から興味を抱いていました。
(情報遅いけど笑)

 

仮想通貨関連の本は3冊ほど読みました。仮想通貨投資の本というよりも仮想通貨の仕組みや将来に関する本ですが(^_^;)

 

一番下で私が読んだ仮想通貨関連の本を紹介しておきますので、何か買おうと思っている方は参考にして下さい。

 

さて、この記事は私の仮想通貨に関する考え方なのですが、私は仮想通貨は購入するべきではないというという立場をとっています。
その理由を5つ紹介していきます。

 

 

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仮想通貨は大きな可能性を秘めていることは間違いない

一番最初に断っておきたいのは、私は仮想通貨を否定しているわけではありません。
むしろ大きな期待を持ってすらいます。

 

中央集権的な国家を廃し、分散的に管理するその仕組みはまさにすごいとしか言いようがありません。

 

これだけの資金が動いているということはさぞ世界中のハッカーに狙われているでしょうが、仮想通貨をなす仕組みであるブロックチェーンは通貨発行の初期段階でこそ狙われる危険性は高いですが、ビットコインのように数多くのマイナーが参加すればするほど改ざんすることが難しくなります

 

仮想通貨が盗まれるみたいなニュースを見たりすることもありますが、今のところはブロックチェーンの仕組みに欠陥があって盗まれているわけではなく、個人のウォレット(仮想通貨用の財布)のパスワード管理に問題があっただけであって、やはりブロックチェーンはすごい仕組みだと改めて思い知らされます。

 

 

ビットコインの発明者とされるサトシ・ナカモトの理念も素晴らしいものがあります。

 

我々は自分のお金を引き出したりするのに銀行のような金融会社に高い手数料等を払わなくてはいけません。
その手数料は銀行員の高い給料になるわけです。

 

サトシ・ナカモトはそこに疑問を持ちます。「特別な能力を持っているわけでもないただの金貸し(サトシ・ナカモトはそこまで多分罵ってないです。私の主観が大いに入ってます笑)の給料を払ってやるためになんで手数料なんか払わなくてはいけないんだ?だったら俺が高い手数料を払わなくてもなんとかなるような仕組みを作ってやるよ

 

そうして仮想通貨(ブロックチェーン)が生み出されました。

 

 

 

仮想通貨がさらに一般的になると、海外への送金も安くなっていきます。現在なんか1万円送金するのに1,000円程度の送金手数料を取られてしまいますからね。
そういったものも銀行のような仲介を経由しない仮想通貨であれば、送金手数料がかなり安くなることでしょう。

 

 

 

 

そういった大きな可能性が仮想通貨には秘められていますし、私もそういう社会が来ればいいなと思います。
しかしそれでも私は仮想通貨へ投資をしていません投資対象としてはやはりリスクの方がでかいのではないかと考えているからです。
その理由を次から説明します。

 

 

私が仮想通貨に投資しない理由

理由1:税制が優遇されていない

仮想通貨は税制が優遇されていないというのは私が仮想通貨に投資しない大きな理由です。
仮想通貨による収益は最も税金が優遇されていない雑所得となっています。

 

よく仮想通貨によって億り人が出たなんて話がありますが、仮想通貨で一億円を稼いだとするとそれは4,100万円程が税金で持っていかれます
我々の住む日本の税制は累進課税なので、稼げば稼ぐほどエグい金額が税金として徴収されます。

 

仮想通貨よりも税金面では株式投資の方が有利ということになります。
(関連記事:【金持ちだけが知ってる秘密】年収400万円以上の人は株式投資で稼ぐべき)

 

 

手取りで1億円を得ることを考えてみましょう。
株式投資は20.315%の税金がかかるので、1億2549万円稼ぐ必要があります
一方、仮想通貨投資では税金+社会保険料がかかるので、2億円程度稼ぐ必要があります

 

これだけ仮想通貨は優遇されていないのです。

 

 

 

さらに悲惨なのは、仮想通貨のバブルが弾けて損失が発生した場合です。
雑所得は損益通算ができないので、バブルが弾けて多額の損失が発生した場合でも救済措置がありません。

 

株式投資であれば、去年1億円の損失を出し、今年は1億円の利益をあげた場合に損益通算によって税金を支払わずに済み、プラスマイナスゼロになります。

 

 

しかし、仮想通貨では投資は損益通算ができません
去年1億円の損失を出し、今年は1億円の利益をあげた場合、4,100万円を容赦なく税金として持って行かれます。
つまり、あなたは損失と同じ金額だけの利益を出したにも関わらず、4,100万円の負債が残ってしまうのです。

 

 

 

 

そういった仮想通貨に手を出すのであれば、まだ優遇されている株投資の方がいいでしょう。
株投資はさらに税金の優遇されたNISAがあるので、少額投資であれば普通は発生する20.315%の税金もなしになります。
(関連記事:所得税や住民税がなければ良いと思うなら、NISAを素晴らしいと思うはず【NISAとは?】)

 

 

 

理由2:仮想通貨は世界中で規制される可能性がある

仮想通貨が世界共通の通貨として認められた社会がくれば、本当に便利な世の中になると思います。
しかし、本当にそんな世界は来るでしょうか?

 

残念ながらそんな世界は来ないと考えられます。
何故ならば各国の通貨発行益がなくなってしまい、最悪国家転覆の可能性があるからです。

 

そんなことを絶大な力を持つ国が許すはずがありません。
事実、中国では資金がどんどん仮想通貨へ逃げてしまうので、早々に取引所の規制を行いました。

 

仮想通貨は絶大な可能性を秘めているがゆえに、その影響力を恐れた国が次々と仮想通貨に規制が設けられると考えられます。

 

また、以下のような観点から世界中で同時に規制が進む可能性すらあると考えられます。

 

 

マイニングによる電気代

仮想通貨の仕組みはマイニング(仮想通貨の発掘)を実施するマイナー達によって支えられています。
このマイニングは計算処理が早かった人が仮想通貨の報酬を得ることができるということになっています。

 

ビットコインのマイニングに1回成功すると現在は12.5BTC貰うことができる(5年毎に報酬は半減)ので、1BTC150万円として計算すると1875万円も貰えることになります
これは夢がありますよね(^^)

 

そんなわけで、世界中の人が計算処理の高いスパコン並のGPU(計算する機械と思って下さい)を揃え、マイニングに参加しているわけです。

 

 

 

しかし、問題は高い計算処理能力には多くの電力を必要とすることです。

 

これだけ仮想通貨が一般的になることで、仮想通貨投資をする人が急増すると同時にマイニングに参加する人も急増しました
今のペースでマイナーが増えていくと、2018年10月には世界で4位の電気消費を誇るイギリスの電気消費量がマイニングによって消費されてしまうようです。
(関連記事:ビットコインマイニングの消費電力が世界159ヶ国の各消費量より多い現状 )

 

そういった電気消費が与える環境への負荷が無視できず、世界中で一斉に仮想通貨の規制を開始するなんて事が起きてもおかしくはないと思いませんか?

 

 

マネーロンダリング(資金洗浄)

残念ながら仮想通貨はマネーロンダリングの温床になっているようです。
私としては「ブロックチェーンは仕組みとして全取引履歴が見えるはずなのになんでマネーロンダリングが可能なんだ!?」という疑問を持ちましたが、確かに可能なのかなぁなんて思ってきました。
私はマネーロンダリング素人(笑 素人というかやったことないですからね!)なので、よく分かりませんが仮想通貨は世界中の全取引が記録されているので、その中からマネーロンダリングを探し出すのは砂漠の砂から一粒の砂金を見つけるようなものでしょう。パソコンのIPアドレスある程度割り出せる可能性もありますが、他人のパソコンを乗っ取る技術があれば捜査をかなり難しくすることができるはずです。
極めつけは海外を経由させれば他国の取締りをできないので、さらに捜査が困難になって諦めざるを得ないのではないでしょうか?

 

もっと言うと匿名性の高い仮想通貨なんてものがあります。モネロなんかがその代表ですよね。
そういった仮想通貨ではもう行方を追うことが不可能なのではないでしょうか?

 

マネーロンダリングは世界的な問題なので、そういった観点から仮想通貨を排除する動きが一斉に起きてもおかしくはないと思いませんか?

 

 

 

理由3:スプレッドが大きい

株投資しかやらない人ではあまりスプレッドという言葉は聞きなれないかもしれませんね。
スプレッドはFX等で一般的な用語ですが、買うときの値段と売るときの値段の値幅のことです。

 

本を1000円で購入してすぐに中古屋で700円で売ったらスプレッド幅は300円となります。
考え方はこんな感じですね。本を仮想通貨に置き換えて考えて下さい。

 

 

 

仮想通貨はこのスプレッド幅が大きいんですよね。FXなんかと比較にならないほど大きいです。
例えばですが、仮想通貨取引のスプレッドとは <各取引所の状況・比較・選び方>という記事では、1BTCのスプレッド幅が高い取引所だと90,000円なんて金額であることが紹介されています。

 

仮想通貨はまだ投機的な金融商品となっているので、どうしても長期投資には向かず、売買回数は増えてしまうことでしょう。その際、このスプレッド幅は馬鹿になりません。
こういった手数料的なお金は長期的な運用成績に大打撃を与えてしまいます。
(関連記事:長期投資による複利効果の恩恵を受けるべし!)

 

どうしても株での安定的な長期投資と比較すると、短いスパンで考えると仮想通貨は一気に値上がりして億り人になる可能性があるかもしれませんが、長期スパンでは税制の問題やこういったスプレッド(手数料)の問題でリスクも大きいことでしょう。

 

 

 

理由4:51%攻撃が可能

ビットコインはいまだかつて改ざんされたことがないということを述べましたが、絶対にされないかというとそんなことはないということが分かってしまいました。
本来は世界中でマイニングが行われるので、仕組み的には改ざんが不可能なのではないかと考えられていたのですが、マイナーが電気代の安い中国に集中しすぎてしまったのです。

 

現在の状況では、やろうと思えば中国のマイナートップが結託することで、51%攻撃という改ざんを実施することができます。
簡単に言うと、世界で行われているマイニング計算の51%を結集すれば改ざんが可能となっているのです。

 

 

 

ただ51%攻撃に関しては実行することは可能だとしても、実際に実行されるリスクは少ないんじゃないかなと思います。
マイナーにとってあまりメリットがないからです。

 

せっかくマイニングしてたくさんの仮想通貨を保有しているのに、仮想通貨の信頼性を損なうようなことをして価値を低下させては意味がないからです。
それならその労力を新しいブロックをマイニングする労力へ向けた方が堅実でしょう。

 

しかし、悪いことを考える天才というのは得てして私が考えるような常識を上回るものです。
「これこれこうして51%攻撃を仕掛けたら丸儲けじゃねwwww?」なんて考えて実行する可能性もゼロではないのです。

 

そういった改ざんがかつて行われなかった株式などならともかく、仮想通貨はまだ歴史の浅いものです。
そういったシステム自体に大きな欠陥があったなんてこともまだ有り得る話でしょう。

 

 

 

理由5:仮想通貨の価値を算出する基準がない

結構怖いなぁと思うのは、仮想通貨の価値を算出する基準がないということです。
値上がりする際は、どこまで上がるか分からないからドーパミンドバドバで嬉しくなる一方、値下がりする際も際限なく下がってしまう可能性があります。

 

極端な話、仮想通貨を通貨として認めないなんてことになってしまったら、仮想通貨をどれだけ持っていても1円の価値もなくなってしまうのです。
(流石に極端すぎますかね?笑)

 

ただ、価値を算出する基準がないということは、そういうことだということは覚えておきましょう。

 

 

 

一方、株はどうなのかというと有価証券報告書を参考にじっくり企業価値を見ることができます。
まぁ有価証券報告書のような資料でガッツリ見なくても、四季報や指標などでも十分算出は可能でしょう。
(関連記事:詳しく企業を知りたいなら有価証券報告書を見よう)

 

 

 

仮想通貨と比較して株は価値を算出しやすいということを分かりやすく伝えるなら、PER配当金を考えるといいかもしれませんね。

 

 

 

PERは株価÷一株当たり純利益です。
(関連記事:2.PERの計算式について考える)

 

もしPER=1ということであれば、それは株価と同じ金額を1年で企業が利益を出していることになります。

 

企業が出した純利益は株主に帰属するという考え方のもとに考えると、まるで利回り100%で企業が稼いでくれているようなものです。

 

それであれば、是非とも投資をしたいと考えますよね(^^)

 

 

 

 

配当金なんかはPERよりももっと分かりやすいですね。
もし株価=配当金だとしたら、一年間株を持っていればもとがとれてしまうなんてことになります。
(関連記事:一株利益よりも配当金の方が大きいっておかしくない?)

 

そんな美味しい話があったら教えてください笑
全力でその株を買いにいきます!

 

 

 

 

さて、そんなわけで実際にはPER=1(株価=一株当たり純利益)や株価=配当金なんてうまい話はありません。
(実際にはPER<1という企業がありますが、それはよほど業績の悪い企業なので相手にしないことをオススメします)

 

何故ならば上記のような見地のもとに市場は企業価値を算出していますので、そこまで株価は下がりようがないのです。

 

 

 

しかし、何度か申し上げているように仮想通貨にはそういった基準がありません

 

よく仮想通貨を購入している人が「〇〇の仮想通貨は年末には××円にあがってもおかしくない」なんてことツイッターやブログに書いていますが、そんなものに根拠なんかまるでありません。

 

根拠が書いてあると思ったら、「ビットコインは時価総額〇〇億円なんだからリップルもそれくらいまで上がる」なんてことが書いてあるわけです。

 

ビットコインにも基準がないんだからそれを基準にするなんて滑稽だと思いませんか?笑

 

 

確かに仮想通貨は儲けられる可能性を大いに秘めたものですが、どこまで暴落するかわからないものを購入するくらいなら、株式投資の方がいいと私は思います。

 

 

 

 

なぜこれほどまでに仮想通貨が流行っている?

しかし、本当に仮想通貨が現在流行っていますよね。
日本のOLや大学生なども仮想通貨を買っているわけですから、仮想通貨投資はかなり浸透したと思っていいでしょう。

 

何故ここまで流行っているのでしょうか?

 

 

取引所がたくさん広告を出しているということや本当に仮想通貨には将来性があるということもあるのですが、一番大きいのはアフィリエイターたちがここぞとばかりに買い煽っているからだと思います。

 

与沢翼の情報商材と同じ手法で買い煽っていると考えると分かりやすいですね。
(ちなみに今、与沢翼は情報商材ではなく仮想通貨を買い煽っています笑)

 

なぜアフィリエイターたちが買い煽るのかというと、仮想通貨の取引所をどこかの誰かに開設してもらうと1~2万円の報酬がアフィリエイターたちに入るからです。
(関連記事:情報入手する上で知っておきたいこと【ホントは教えたくない話】)

 

報酬が高く、市場がでかいだけに数多くの力あるアフィリエイターたちが仮想通貨アフィリエイトに力を入れていますね。
有名ブロガーのイケダハヤトさんもその一人です。

 

彼らは情報収集能力も高い方々です。仮想通貨に上述したようなリスクが有ることは重々承知しているはずです。
しかし、その上で仮想通貨を宣伝するわけです。「早く仮想通貨に投資しないと大損することになるよ?」と煽るわけですね。

 

なぜならば、彼らは仮想通貨が投資ではなく投機であることを知っているので、仮想通貨の値上がり利益の他に、アフィリエイト収入という安定した収入も欲しいのです。

 

仮想通貨のような投機商品で儲かった上に、アフィリエイト収益が毎月数十万、数百万入ってくるようであれば誰が見ても勝ち組ですよね。

 

例え仮想通貨が暴落して損をしたところで、仮想通貨取引所紹介のアフィリエイト収益が存分にあるので、大きな痛手にはならないわけです。

 

損をするのは、彼らに煽られて買った人ですね笑
まぁ投資は自己責任だから仕方ないですね。仮想通貨の危険性も調べず投資に参加してしまったわけですから。

 

 

 

やっぱりいつまでたってもバカが頭いい人にお金を巻き上げられるという構造は変わらないんだなぁ。

 

 

 

 

そういえば最近あのGACKTまで仮想通貨事業に手を出したみたいですね。
いいですよね!自身の発信力を使って一番リスクが少なく儲けることのできる仲介業ですか!?

 

なんか言っていることも情報商材を売っていたときの与沢翼みたいでなんだかなぁ~って気がします。

 

そして、私のような疑いの目を向ける人間にはこう言って切って捨てるわけですよね?
「情報弱者がっ。。。」って笑

 

情報商材売る人のテンプレートですよね。。

 

 

 

まぁ、私が本当に情報弱者な可能性も大いにあります(実際GACTOに関しては10分程度しか調べてませんし)ので、皆さんは(仮想通貨に限らず投資をする際は)自分でしっかり調べて、やることにしましょう。

 

 

仮想通貨関連書籍

マネーと国家と僕らの未来(堀江貴文 茂木健一郎 金杉肇)

 

著者たち3人がそれぞれの仮想通貨への見解や、3人の対談が書かれている本。
仮想通貨自体を知らない私が最初に手にとって読んだ本です。最初でもサクサク読めるくらい分かりやすく書かれていますし、「仮想通貨ってすげー!」ということを実感させてくれます。

 

投資をする際は将来を占わなくてはいけないので、それを学ぶのには最適な本だと思います。

 

 

社会を根底から変えるシェアリングエコノミーの衝撃! 仮想通貨ブロックチェーン&プログラミング入門(金蔵)

 

一応仮想通貨は始めてみたいな人に向けて書かれた本ですが、プログラミング(マイニングの仕方やブロックチェーンの作り方)にも触れているので、そこに興味のない方にはあまりオススメしません。
話もそんなに分かりやすく書かれているとは思えませんでした笑

 

ただ、マイニングやブロックチェーンを自分で作ってみたいなんて人にはかなりオススメです。そもそもそれらのことについて触れているような日本語書籍が殆ど無いですからね。

 

この書籍では自分で仮想通貨を作って、その仮想通貨をマイニングするということを学べます。

 

 

ブロックチェーンの衝撃

 

仮想通貨の根幹をなすブロックチェーンの技術についてオムニバス形式で書かれた本。
仮想通貨を全く知らない人が最初に読む本ではありません笑

 

幾つかの章はある程度のプログラミングやサーバー知識もないと読むのが大変な気がします。

 

 

これからのフィンテックがどのように変わっていくのか?
仮想通貨の安全性は?
ブロックチェーンはどのように使われていくか?

 

といったことを学べるいい本だと思います。
ただ、この本は2016年に発売され、最近はこの手の本はたくさん見かけるので、そういった関連の本を読みたいなら本屋へいって最近販売された書籍を買った方が情報も新しくて、分かりやすいのがあるかも(^_^;)

 

 

 

仮想通貨の教科書

 

 

こちらも仮想通貨の仕組みなどといった分野の話がオムニバス形式で書かれた本。
マイニング関連の本が読みたくて購入しました。

 

はっきりいってそんなにオススメはしません笑(じゃあ紹介するな!!)

 

ただでさえ難しい内容で分かりづらいのに、翻訳が直訳されているような感じで分かりづらさに拍車がかかっているんですよね~(^_^;)

 

知りたい部分だけ読んで、あとは読むの諦めちゃいました。

 

 

 

さいごに

最後にもう一度言っておきますが、仮想通貨(ブロックチェーン)はすごい発明です。
これらの技術がうまく使われる世界が来てほしいと思っています。

 

ただ、ちょっと投資は上述したような理由から避けたほうがいいというのが私の見解です。

 

周りの人の儲かっているという話をきいたり、仮想通貨が1年で10倍になんて話を聞くと「早く投資をしないと恩恵に預かれないんじゃないか」なんていう思いに駆られてしまいますが、そこは自制心を持って耐えましょう。
(関連記事:【マシュマロ実験】人は自制心を持たないと未来に投資できないと理解する)

 

 

 

 

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