情報化社会でどう生き残るか?
いつの時代も情報というものはお金を生みます。
江戸時代では金銀の交換比率が日本と諸外国で異なっていたために、莫大な量の金が日本から外国へ流出してしまったように知っている、知らないで大きな利益(損)が生まれることとなるのです。
しかし、現代社会では情報の入手がインターネットの発達によりかなり簡単になりました。
江戸時代から20年前くらいまでは新聞というものが大きな情報メディアとして君臨していましたが、現在ではネットニュース等無料で情報を集めることもできる時代になっています。
(関連記事:ニュースにお金を払うのは時代遅れ。新聞は辞めるべき)
このことを考えると、まるで情報というものの価値が下がっているように感じます。今までは情報を手に入れるのに新聞代というお金を払う必要があったのに、現代ではそのお金すら払う必要がなくなっているのです(もちろん通信費は払いますが、それは情報に対する対価ではありません)。
しかし、情報の価値が下がっているというのは大きな勘違いです。もちろん、価値の下がっている情報というものもありますが、相変わらず貴重な情報というものは価値が高いです。
今回はこんな情報化社会でどう生き残るのか?ということについて書いていこうと思います。
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知っているだけというのは価値がなくなった
誰でも情報にアクセスできなかった時代では、ただ知っているだけでもその情報に価値がありました。なぜならば、それを人に教えることでマネタイズできるわけですから。
しかし、現代社会では殆どの情報は自分で、しかも無料で調べることができるようになりました。ということは、ただ知っているだけの情報というのは価値がなくなっています。
あなたが知っているよりも詳しい人というのはたくさんいて、しかもそのうちの何人かははブログで無料の情報として公開しているわけですからね。
では、これからの時代でどういった情報が価値を高めていくのでしょうか?
私は以下のものが高い情報として価値を高めていくと思います。
- 一次情報
- 複雑で理解するのが困難な情報
- 複合的な情報(アイディア)
一次情報は価値が高い
一次情報というのはかなり重要になることでしょう。一次情報とは実際に自分が見たり体験した情報のことです。
一次情報に対して、二次情報というのもあります。二次情報は、ネットなどに書かれた一次情報を見て別の人が発する情報ですね。
これからは体験するということがかなり重要な情報になっていきます。
例えば簡単なところですが、新宿で一番美味しいお店はここだ!というのを自分が実際に新宿中のお店で食べて導き出した情報というのはかなり価値があります。
自分で食べてもないのに、新宿のお店ベスト10なんて記事を書いている人たちが発する情報なんかよりはるかに価値のある情報です。
自分が実際に食べた証拠として写真や感想を載せておくと読み手にも、このサイトは信頼できるという安心感を与えることができるでしょう。
またこのサイトは全体的に長期投資をテーマにして記事を書いているわけですが、私が実際に投資をしている一次情報も公開しているわけです。
(関連記事:月次投資成績)
こういった情報というのも投資を全くやったことのない人からすると、ある程度信頼できる情報なんじゃないかなぁと思っています。
なんせ、投資といった金儲けのための情報は人を騙すための嘘情報であることも多いですからね。
でなければ、人件費を払ってまで、あなたが努めている会社に電話して不動産投資を勧めてきたり、わざわざ家に訪問して株式投資を勧めてきたりしませんよ(笑)
【嘘情報に関する関連記事】
恐らく誰でも株式投資というものは聞いたことがあると思います。しかし、やったことない人からすると株式投資って儲かるみたいな話も聞きますが、危険という話もあって「一体どっち?」なんて思いますよね?(笑)
私からすると株式投資はみんなやった方がいいものと思っています。しかしあなたはやったことがないので私の話が本当なのかどうかわからないですよね?(笑)
これが株式投資をやったことがあり一次情報を持っている私と、株式投資を知ってはいるかもしれないけどやったことはないという二次情報しか持っていないあなたの差です(笑)
ただ、これからどんどん一次情報というものが重要になっていくのは間違いないと思うのですが、残念ながら今は急速なネット社会の発展に法整備が追いついていません。
あなたの一次情報を赤の他人がパクって、あたかも自分の一次情報のように扱ってくる輩がたくさんいます。あなたがわざわざ足を運んで撮った写真だったり、頑張って書いたブログ記事の言葉だったりをパクって自分がおいしい思いをしようと考える人達のなんと多い世の中か!!
最近ではDeNAなんて大手企業がそういったパクリをやっていたわけですからね。もう少し整備が進むことを祈るとしましょう(笑)
【DeNAのパクリ記事問題の関連記事】
複雑で理解するのが困難な情報
複雑で理解するのが困難な情報というのも価値は相変わらず高いでしょう。
どんなものがあるかというと、弁護士といったものはそうですよね。法律というのはすべての人の日常に関わる重要なものなのに、それを理解している人はあまりいないですからね。
医者も同様です。
それ以外にも専門的な分野の話もそうでしょう。
私はこうやって長期投資ブログを書いているわけですが、例えばコメント欄やアクセスランキングを導入したいなぁとかそんなことを思っているわけです。
しかし、残念ながらそのやり方を調べたところで内容が難しくて理解できないので、導入できません(泣)
こういった専門的知識も価値が高いでしょう。
しかし気をつけなくてはいけないのは、どんどんIT化が進んでいるので、知識がなくても一般市民が利用できるようになっていくということですね。
例えばこういったブログを書くにはHTMLやCSSといった知識が必要なわけですが、私はほとんどその知識なしにこうやってブログを書いています。SIRIUSというソフトによって、ほぼ専門知識がない状態なのにこうやって書けてしまうわけです。
税理士といったものも、現在は専門的知識の必要で給料の高い職業ですが、10年後にはなくなっていてもおかしくはないですよね。
現在ですら会計ソフトfreeeなんてものができ、税理士が時間をかけて会計をやる必要がなくなってきていますからね。
人間が会計をやると間違いを起こす可能性もあります。間違いによって追加徴税をとられたり財務省から目をつけられるのも嫌です。だったら機械的に納める税金を算出してもらった方が税金を払う側も払われる側も楽ですよね。
こんな感じでどんどんIT化は進行していくでしょう。なので、生半可な知識は覚えるだけ無駄になっていく可能性もあります。
複合的な情報(アイディア)
複合的な情報とは、2つの領域の情報(専門知識)を合わせたものということですね。
例えばですが、住宅の口コミサイトでマンションノートというものがありますが、これは口コミサイトの食べログと住宅情報サイトを掛け合わせたものです。
(関連記事:賃貸マンション・アパートを借りる前に要チェック!住宅口コミサイト!)
いつの時代もそうかもしれませんが、全く新しい情報や技術というのは殆ど出てきません。
あるのは既存のアイディアの改革だったり、複合化だったりします。発想力も試されることですし、思いついたあとの実行力も試されますね。
ただアイディアの複合化をするにはそれこそ情報通でなければいけません。様々な領域の情報を知っていないとできないですよね。
結局この情報化社会ではとにかく情報を多く持っていて、その情報を発信したり実行したりするものが勝つということになりそうですね。
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